“If 62% of kids have given up on sports, what are we doing wrong?”
62%もの子供達がスポーツを辞めてしまっているのならば、私たちは何を間違えているのか?
「バスケットボールは、もういいです」
僕がこのHPを立ち上げるきっかけの一つとなった、小学6年生の言葉です。
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スポーツ先進国と言われるアメリカですが、ユーススポーツを取り巻く環境は強く問題視されています。本来楽しむ事が最優先である幼少期のスポーツが、重圧、ストレス、上昇の一途をたどるコストによって子供達にとっては仕事や作業のようになり、その結果、スポーツから「Retire(引退)」する子供達の数が膨れ上がっています。
この現状に対し、非営利団体Aspen Instituteは”Project Play”を立ち上げ、2019年8月から”Don’t retire, kid(少年少女よ、引退するなかれ)”という活動をアメリカで展開されはじめました。ESPNとArnold Worldwide(広告代理店)と協力し、憂うべき現状に注意を引き付ける動画(↓)を制作したのを皮切りに、著名なアスリート達がメッセージを発信したり、保護者の為のリソースを提供するプラットフォームとして機能しています。
I’m here to announce my retirement from sports; baseball, basketball, all of them.
スポーツから引退する事を表明します。ベースボール、バスケットボール、全てのスポーツからです。
I feel like it’s time.
その時が来たと思います。
The pressure that it takes to play at my age, it’s just too much.
僕の年齢でプレーする為にかかる重圧は、ただただ大きすぎます。
So, I’m done with the endless advice from parents to keep my head up to keep my head down to keep my head in the game.I know you think you helped.
なので、両親からの、スポーツに没頭するよう頑張らせるための絶え間ないアドバイスもこれでお終いです。助けたと思っている事は知っています。
(to keep~の部分は訳が難しいです)。
I’m walking away form the coaches that left me on the bench every time the game was on the line.
勝負がかかった状況でいつも僕をベンチに座らせた(試合に出してくれなかった)コーチ達ともさよならです。
I miss my friends and the fun we had when we were young.
友達や、幼い時の彼らとの楽しい思い出を恋しく思います。
I said I’d play this game as long as I was having fun, and now the sun call it quits.
楽しい限り、このゲーム(スポーツ)を続けると言いましたが、それも終わりです。
Any questions?
質問は?
“If 62% of kids have given up on sports, what are we doing wrong?(62%もの子供達がスポーツを辞めてしまっているのならば、私たちは何を間違えているのか?)“
この冒頭のフレーズは、このビデオの最後に表示されるメッセージです。
対岸の火事として傍観したり、この運動の行く末を見てから動くのではなく、このうねりに乗る事は「今」の子供達の為に必要な事だと思います。
セミナー情報
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